共同IRの取り組み

2024年度ちば産学官連携プラットフォーム参画校
共同IR調査結果報告書

1.2024年度共同IR調査概要

本調査「ちば産学官連携プラットフォーム加盟大学入学生・卒業生の地域別人数と増減」は、千葉市・市原市にキャンパスが所在する 12 大学・短期大学で構成される「ちば産学官連携プラットフォーム」参画校のうち、通学生の課程を設置している学校を対象に教育活動連携事業部会がデータの集計・分析を行った調査である。

2.調査目的

ちば産学官連携プラットフォーム事業計画書(2024年度)「教育の魅力」の向上(取組2)に掲げられているように、千葉市内の高等教育の課題を明らかにするため、共同IR(学生調査等)を実施した。調査結果に基づき、ちば産学官連携プラットフォーム参画校が共同し、連携しながら、千葉市内の高等教育の課題を解決することを目指すこととする。2024年度は、本プラットフォーム加盟の通学制大学(7大学4短期大学)への入学・就職の地域別動向を確認することにより、人口流動の問題を検討する嚆矢としたい。

3.実施方法

ちば産学官連携プラットフォームに参加している千葉市・市原市に通学制キャンパスを設置している大学・短期大学7大学4短大※1から、学校基本調査及び私学事業団学校法人基礎調査で調査している出身高校・就職先機関所在地県別人数を抽出
※1 植草学園大学、神田外語大学、敬愛大学、淑徳大学、
千葉経済大学、帝京平成大学、東京情報大学、植草学園短期大学、
敬愛短期大学、千葉経済大学短期大学部、千葉明徳短期大学 
令和5年度学校基本調査・学校法人基礎調査、令和4年度学校基本調査・学校法人基礎調査を用いた。従って入学者は調査年度の入学者を集計、卒業者(就職者)は調査年度の前年度の卒業者(就職者)を集計。  

4.集計内容

1)入学状況
2)進路状況
3)卒業生の就職地域の状況
4)地域別4月1日時点ので増減({3)卒業生の就職地域の状況}-{1)入学状況})

【統合】千葉県内就職割合共同IR.pdf

5.集計・分析

ちば産学官連携プラットフォーム教育活動連携事業部会にて、集計・分析作業を行った。集計・分析作業は、各学校が特定されない形で行った。

6.調査・分析の概要

入学者は、4年制大学の場合6割ほどが千葉県であり、短期大学の場合にはその比率は9割ほどにあがる。
千葉県以外からの入学者は、4年制大学の場合、関東圏で8割以上を占めている。その中で、東京からの流入は1割ほどである。
卒業生の就職地域は、4年制大学の場合は3割強が千葉、5割弱が東京となっている。短期大学の場合は9割程度が千葉となっている。
最後に、地域ごとの入学者と就職者の地域ごとの増減の差分をみると、4年制大学の場合には、千葉・茨城・関東以外の国内の順に減少数が多く、圧倒的に東京への流出がおきていることが見てとれる。一方短期大学の場合には、4年制大学と異なり、地域ごとの増減はあまりみられない。

                                                           以上

2023年度ちば産学官連携プラットフォーム参画校 学生実態調査結果報告書

1.2023 年度学生実態調査概要

本調査「2023 年度ちば産学官連携プラットフォーム参画校学生実態調査」は、千葉市・市原市にキャンパスが所在する 12 大学・短期大学で構成される「ちば産学官連携プラットフォーム」の教育活動連携事業部会が、参画校全学年の在学生を対象に行った、web アンケート調査である。

2.調査目的

ちば産学官連携プラットフォームの各事業を効果的に推進させ、学生の実態に即した教育活動に結び付けるため。また、千葉市が進める、「千葉開府 900 年記念事業」に向けて、学生の意識調査のため。

3.実施方法

ちば産学官連携プラットフォーム参画校へ、Google フォームを活用した WEB アンケート調査の依頼文を送付。各大学で、依頼文に記載された、URL と QR コードを周知いただき、調査を実施。

4.実施方法

2023 年 4 月 3 日(月)~5 月 31 日(水)

5.アンケート対象

ちば産学官連携プラットフォームの在学生(全学年)

6.設問内容

①産官学連携の教育プログラムを検討する上での学生の希望について
②投票経験や住民票異動の有無について
③地元就職の希望や就職活動への不安について
④単位互換や他校の学生との交流について
⑤「千葉開府 900 年記念事業」について 等
※「千葉開府 900 年記念事業」(問.16~20)については、千葉市都市アイデンティティ推進課より、希望する設問内容を伺い、設問に取り入れている。

7.集計・分析

ちば産学官連携プラットフォーム教育活動連携事業部会にて、集計・分析作業を行った。集計・分析作業は、個人が特定されない形で行い、所属校名も各校で何名回答いただけたかのみ確認し、集計データより除いて分析を行う。(所属校別の傾向を明らかにしていない。)

8.調査・分析結果

2023年度学生実態調査概要(PDF)

2023学生実態調査(学生回答割合)(PDF)

2023学生実態調査集計(PDF)

2023学生実態調査集計(学年別比較)(PDF)

2023学生実態調査集計(居住地別比較)(PDF)

2023PF調査の探索的分析(PDF)

過去の共同IR


2021年度ちば産学官連携プラットフォーム参画校 学生実態調査結果報告書

大学生の産学官連携事業への参画促進のための基礎的調査アンケート結果報告書

2020年度IR研修会